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「終身払い」と「60歳払込み」はどちらが良いのか?(1) |
保険料の支払い方法について、生きている限りずっと支払う「終身払い」と60歳まで支払えば
その後は保険料の支払いが無くても保障が得られる「60歳払込み」とでは、どちらが良いのか
という質問が多いです。
「60歳払込み」の方が良いというご意見が多いのですが、そうばかりでもありません。
もちろんケース・バイ・ケースなのですが、どのような違いがあるのかを整理してみます。
(注)500万円終身保険の場合で考えてみます。モデルは40歳男性です。
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終身払いの場合 |
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保険料は毎月9,580円
保険料支払総額 | 10年後(50歳) | 1,419,600円 |
20年後(60歳) | 2,299,200円 |
30年後(70歳) | 3,448,800円 |
33年後(73歳) | 3,793,680円 |
40年後(80歳) | 4,598,400円 |
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60歳払込みの場合 |
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保険料は毎月15,725円
保険料支払総額 | 10年後(50歳) | 1,887,000円 |
20年後(60歳) | 3,774,000円 |
30年後(70歳) | 3,774,000円 |
40年後(80歳) | 3,774,000円 |
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「終身払いの場合」「60歳払込みの場合」両者の違いは? |
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「終身払い」は毎月の保険料は安いものの40年後を見ると「60歳払込み」と比べて
支払い総額が高くなってしまいます。
【73歳が分岐点となる】
◆同じ保障を得るのに支払う保険料は、73歳以前は「終身払い」より「60歳払込み」の方が割高
総額を見ると 「60歳払込み」の方がメリットがあるように見えますが、もう少し分析して
みましょう。 |
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